精工舎座敷時計ほか入荷
精工舎の大正9年のカタログに「筋硝子 座敷時計 第百八十七号型」として掲載されている10日巻きの壁掛け時計です。全長45センチ文字盤径14センチ。
振り子が見える硝子部分には井桁のカットが入っています。精工舎らしい静謐で安心感のあるつくりです。弊店二階の井上ボンボン堂によるオーバーホール済み。
愛工舎時計製造株式会社(AIKOSHA)の昭和20年代後半の1週間巻き壁掛け時計。戦前の長尺タイプで優雅な雰囲気のデザインをそのまま戦後にも引き継いで作られたものです。
木製の引き戸本棚追加で入荷。先日入荷したもの(写真右端)と全く同じ作りで、硝子だけが異なります。シダのような柄の入った硝子が入っていますので若干の目隠しになっています。
鍵は金具差し込み式の簡易なものと通常の鍵と両方。
不思議なアールのついた飾り。通常は富士山型というか逆向きです。
キングブックのガッコウゴッコとノリモノ遊ビ。昭和6年の幼児向け冊子です。裏面の尻尾で魚を釣る猫の漫画がとても愛らしいです。