ブラジャーとパンティ像ほか入荷



1920年代の風俗像。女性がコルセットを脱ぎ捨て、上下にわかれた軽やかな下着であるブラジャーとパンティーを得た喜びを表す像です。薄く柔らかい生地から透ける細身の女性の体がとても美しいです。日本の女性にランジェリーを広めたのは鴨居羊子さんではないかと思いますが、日本におけるランジェリーの地位はうわものの洋服以下にとどまっていると感じます。もう20年以上昔の話ですが、パリのデパートの下着売り場を物色していると、フランス人の中年男性がズカズカと売り場に来て、あーでもないこーでもないと言いながらブラジャーとショーツひと揃いを買って行きました。私はその日本ではまず見かけない光景に衝撃を受けました。中年男性が愛する妻にプレゼントする下着を選びにきたこと、そのためには妻の下着のサイズをきちんと把握していること、デパートの女性店員が熱心に接客していたことすべてに驚きました。女性の下着というものが男女どちらにとっても大事にされている文化圏なのだなと思いましたし、私もいつかは素敵な下着を身につける大人の女性になりたいと思ったものです。
 
 
 

吹きガラスのガラス器2種。花瓶として。エアプランツなどを飾るのにもちょうど良いと思います。
 
 
 


ガラスの灯油ランプ2種。
 
 
 

ガラスのライオンペーパーウェイト2種。
 
 
 
 

ガラスのペンたて2種。右は砂漠のラクダ。
 
 

紫の釉薬がとても美しい花瓶。
 
 
 
 

佐川急便でなく朝日新聞を配る、飛脚像。
 
 
 

フランスにジャンヌ・ダルク像は数ある中、中北部オルレアンにあるジャンヌ・ダルク像、を模した置物。右脇にくっついているのがアルマジロ人間に見えてしょうがない置物です。(実物は切り株に兜と手袋をのせてあるもの)手のひらサイズ。
 
 
 

黒人の子供人形。なかなかに美しい肢体です。10センチほど。
 
 
 
 

おそらく備前焼のキリスト像。4.5頭身くらいです。割と肉付きの良い感じ。30センチほど。
 
 
 
 

白い双眼鏡。
 
 
 

外国製の銀のカトラリーもろもろ。スターリングシルバーもメッキも混在。磨く楽しみをどうぞ。
 
 
 

楕円で10センチほどの金属プレート。日本髪で和服姿の女性が南蛮風の首輪をつけた猫に頬ずりしている構図。向こうには海とヨットが見えます。じゃがたらお春のような境遇の女性でしょうか。江戸時代にはオランダやポルトガルなど外国の人々と長崎などの交易地の人々との間に生まれた混血児、およびその家族は島原の乱の前後にマカオなどへの国外追放の憂き目にあっています。そう思うと切ない絵柄です。
 
 

電笠2種。左は白い琺瑯、右は乳白色のガラスに和風の切り絵風飾り。