小石原焼カップ&ソーサーほか入荷


今年は有田陶器市もオンライン開催だそうで。余談ですが、今年の有田陶器市Webサイトのスライドに載っている女性のネイルがとてもかわいいと思いました。白地に青の染付風のネイル。涼しげで浴衣姿にもとても合うと思います。
さて、小石原焼のカップ&ソーサーです。これでも20年くらい前の作品だと思いますが、小石原らしさを残しつつ前衛的な作品だと思います。カップ表面の模様はひとつずつ異なります。デッドストック。
 

同じく小石原焼の小壺。12cmほど。梅干しなどを入れて卓上に置いておくのに良いです。塩壷、砂糖壷にも。昨今は若い作り手の方によるおしゃれな小石原焼に人気が集まっていますが、個人的には目の詰まった飛び鉋の古典的な小石原焼が好きです。
 

香蘭社のソーサー付カップ。染付の立涌のなかに、なんとも形容しがたい絵柄が描かれています。上質な白磁は軽くて薄い口当たり。ソーサー中央のわずかなくぼみが正確にカップを受け止めます。カップは持ち手もなくストンした筒状。絵付けの繊細さはもちろんのこと、器としての作りがとても上質な香蘭社製品です。
 

こちらも有田焼。モダンなデザインが多い西山の器です。これもちょっと変わった蓋付きの器。独楽のような不思議な突起がついた蓋が付いています。色も古い有田焼には珍しい澄んだ水色と黄色。デッドストック。
 

これも一風変わった大皿。25cmほど。印判ですが、山並みがすべて縞模様。松の木も非常に簡素化されていて見れば見るほど面白い皿。
 

鯉ですね。白地に深い藍色が鮮やかな30cmほどの染付皿です。デンマークのDANSK製。よく見ると、魚の目があちこちを向いていて面白いのです。
 

とても美しい瑠璃色の陶製ジャグ。20cm弱。銀河系をジャグにしたらこんな感じ、というほど深みのある青に鉄錆のような赤茶。中を覗くと吸い込まれそうな雰囲気です。
 

イタリア製の陶器の小鉢。8cmほど。オレンジっぽいテラコッタ色、柔らかなアイボリーに手描きでグリーンの模様が施されています。見るからにグリーンオリーブが似合いそうな小鉢です。枝付オリーブのように見えるケッパーベリーもいっしょに。
 

波佐見の白山陶器のG型カップ&ソーサー。コロッとまるいピンポン球のようなカップです。
 

現在は廃窯されているようですが、古平戸焼寒山窯のカップ&ソーサーです。古平戸というだけあって、奇をてらわない素朴な土物らしい焼物だなと思います。これも30年以上前のものだと思いますがその時すでに七代目であった寒山窯。築窯は文化元年(1804年)で由緒ある窯です。デッドストック。
 

木目の美しい紫檀の小棚。飾り棚の下に観音開きの扉、一番下に引き出しふたつ付。横幅37cm、高さ46cm、奥行き20cm。

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