オールドマルニコーヒーテーブルほか入荷


1950年代のマルニ木工の四角いコーヒーテーブル。ただの角テーブルでなくわずかにカーブを描いておりなかなかに風情のある仕上がり。天板は突板を張り替えて再塗装済み。横幅奥行きともに58cm、高さ64cm。
 
 

猫付きのペン立て。猫さん後ろから見ると何が何だかわからない形。一輪挿しにも。
 
 


戦前のアサヒビール木箱。大日本麦酒株式會社のフォントが物々しいです。
 
 

各社の栓抜き。

 
 

観光バスの案内パンフレット。お買い物上手はご家庭の幸福。百貨店の威光が眩しい。
 
 
 

カモちゃんの置物。

 
 

これもなかなかに年代物の穴あけパンチ。穴あけパンチをGoogleで検索すると「穴あけパンチ かわいい」が候補として一番目に上がってくるほどかわいい穴あけパンチの需要があるのかなと思ったら、開けた穴の形が☆や♡っていう意味なんですね。国産パンチは四角い深緑色のものが多い中、これは錆釉をかけたような渋い質感と鋭角なフォルムが美しいパンチです。
 
 

1940年代のヴィヴィアン・リーのような美しい女性の牛乳石鹸販促ポスター。
 
 

見事な牡丹の刻まれた手鏡。手鏡の背面は美しくなければなりません。三面鏡なり姿見なりの前でお化粧しますでしょ、そのときにマスカラやつけまつげをつけるときに手鏡が必要になるわけです。そこで目に入るのは鏡に映った「美しい手鏡を持った私」です。化粧とは化けるのではなく粧うのです。粧う姿まで美しく。
 
 

アデリアっぽいですがどうでしょうね。琥珀色のガラスカップ&ソーサー。
 
 

鳥除けの目玉みたいな円盤状のガラス板。いくつか穴が開けてあります。何に使うんだろ。
 
 

白磁の不思議な形状の器。嗽(うがい)茶碗台と箱書きにありましたから、口を濯ぐときに使うものなのでしょう。昔は高齢になると起床後にそのまま寝床で口を濯ぎ、朝食をとってから布団を出るという方も多かったように思いますね。それを介添してくれる嫁なり家政婦なりがいる前提でしたけれど。
 
 

簡易本立て。

 
 

戦前の国産木製レジ。ITOKI(伊藤喜)のゼニアイキ。素晴らしい美辞麗句が並びます。宮内省お買い上げです。