石油ストーブいろいろ

弊店では店頭になるだけ多機種の石油ストーブを置くようにしています。石油ストーブはそれぞれに特徴があり、メリットとデメリットがあります。アラジンストーブを買おうと思っているお客様が店頭でいろいろと触ってみてやっぱり私にはニッセンの方が合っているかも、という場合もあります。石油ストーブの外観だけでなく、熱量の違いやストーブ自体の重さ、タンク容量、給油のしやすさなど、それぞれのお客様の用途に合った最適な石油ストーブ選びのお手伝いができればと思っています。
 
 
先日は少し珍しいストーブが入ってきたので掲載しておきます。
 
POD-62K。スウェーデンのメーカーの石油ストーブです。中身は二筒式。芯の口径もタンク容量も小さいので熱量は少なめ。ストーブ上部が金属面で覆われていますから、熱もストーブの上部でなく前面へと出てきます。燃焼時にストーブの真上へ手を置いてもやけどするようなことはありませんので、小さなお子様やペットなどがいる場合でも比較的安心です。

径の細い対流式がふたつ。使い方はアラジンストーブと同じで、正常燃焼時はブルーファイヤーです。1筒のみ使用すれば熱量は半分です。

上部のカバーを外せば煮炊きもできます。前面以外は熱くならないので壁際に置くこともできますし、アラジンのように火力が強くないので弱火での長時間の煮物に向きます。