パーフェクションストーブの替え芯4種比較

今年は偶然にもパーフェクションストーブの替え芯がいろいろと手に入ったので、忘備録として残しておきます。
 
 

まずは1970年前後に流通していた、いわゆる純正芯。使いやすいように最初から少し先端が焼いてありますがこの状態で未使用です。芯自体の編み込みが最も密で金属のウイッグキャリアの厚みが薄いのに丈夫。箱のデザインもお洒落。
 
 
 

その純正芯を真似して日本で作られたのが、ミキシンの6号芯。国産の芯メーカーでしたが残念ながら廃業しており現在は入手困難です。箱のカラーリングも本家にそれとなく似ており可愛らしい。
 
肝心の芯は編み方こそ全く異なるものの純正芯よりもたっぷりと厚みがありウイッグキャリアの爪もしっかりとしてなかなかの再現度。作りの丁寧さで言えばさすがの日本製。
 
 
 
 

箱なしのこの芯は、一時期出回っていたアメリカンウイッグ社の芯。芯自体は純正芯にかなり近いのですが、ウイッグキャリアが分厚いのが難点。
 


こちらも純正芯のように最初から少し焼いてあります。全体に大雑把な作りで個体差もあり、やや馴染みにくいものもあります。生産終了したのか現在ではほとんど見かけません。
 
 
 
 
 
 

現在安定して入手することができるのは、このPERFECTION WICK。芯自体薄手で編み込みもラフ。耐久性では劣るものの、本体価格もお手頃なので価格相応の作りだと思います。ウイッグキャリアの厚みも適正で馴染みやすいです。通常のパーフェクションストーブの芯交換の場合は弊店でもこの芯を使用しています。またご希望がございましたらそのほかの芯で交換することも可能です。詳細はお問い合わせくださいませ。